『白痴』完全版の行方
黒澤明が亡くなった時、キネマ旬報の追悼号で、熊井啓監督は『白痴』完全版を確認したと書いた。
以来、続報がないので気になって友人に尋ねたところ、以下のように答えてきた。
4時間以上ある『白痴』完全版は、東劇と札幌小樽でロードショー公開したときに使用したプリントで全部で3本あった。
その後、2番館3番館でも上映されたが、損傷のため2本がジャンクされた。
残り1本が不明な訳だが、1960年代に長野県で短縮版(現在観られるバージョン)にないシーンを観たとの証言があった。
熊井啓は、その証言を元に探し出した可能性が高いとのこと。
地方の映画館があい次いで閉館した時、映画好きが手に入れたのではないかと、これは友人の推測。
事実なら、大発見です。
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