ウィリアム・カット『ピピン』 20数年目
20年ほど前、NHKで放送されたミュージカル。テレビながら、初めて観た本物のミュージカルステージ。『ビッグウェンズデイ』のウィリアム・カットが主演なのが意外だった。
録画して楽しんでいたのだが、知合いに貸したまま行方知れず。
長い間、悔しい思いをしていて、この間IMDb(インターネット・ムービー・データベース)で見つけた。原題が『Pippin: His Life and Times』と知らず、『Pippin』だけで検索して探し出せなかったので、喜びもひとしお。
IMDbって、凄いですね。
ギャラの変遷から婚歴、つきあった相手、クレジットにない出演者まで詳細に記録している。
『アラビアのロレンス』で、アカバ攻略の後、スエズ運河にたどり着いたロレンスに対岸から、
「何者だ?(Who are you?)」
と印象的な台詞を叫ぶバイクのイギリス兵がデビッド・リーン本人なのは驚いた。
閑話休題。
アマゾンにあったのでアメリカの友人に購入手続きしてもらい手に入れた。
DVDのパッケージからトニー賞をいくつか受賞している81年の名作だと知った。
ボブ・フォッシ演出の傑作。
アステアからジーン・ケリー、ジェローム・ロビンス、ボブ・フォッシへ。(それぞれが時代の代表か知りませんが)振り付けと云うアートが表現できる世界の豊かさ。様々なダンスを観ているだけで、意味していることが理解できる。改めて言葉を越える振り付けの凄さに感動した。
いい曲も多い。すみやで買っていたCDに歌詞カードがあり、辞書をひきひき楽しんでいる。
CDの方は72年上演時のキャストで、なんとジル・クレイバーグが歌っている。
狂言まわしのベン・ベリーン、『スイートチャリティ』しか知らなかったチタ・リベラ、客席と合唱する『殺人狂時代』のマーサ・レイ、楽しい限りです。
トニー賞受賞式をテレビで観て、いつも悔しいのが、面白そうな芝居やミュージカルを観るチャンスがほとんどないこと。WOWWOWを観てないので知らないが、日本で字幕付きで観られるアメリカの芝居やミュージカルはあるのかしら。
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